「牛の部位の名称」タイトルロゴ画像

各部位の名称は、実習での先生との会話、実習日誌やレポートなどの作成時などに欠かせません。部位の名称が分からない時は、是非このページを活用してください。まずは、よく臨床現場で出てくる名称から少しずつおぼえましょう。

牛の骨格図
頭蓋骨
頭蓋骨の写真

顔の構造を支持し、脳を外傷から保護。

頚椎
頚椎の写真

第1頸椎から第7頸椎まで7つの骨で構成。

胸椎
胸椎の写真

肋骨に対する関節面があり、13個の骨で構成。

腰椎
腰椎の写真

横突起(椎骨の両サイドに伸びる羽のような部分)が発達し、6個で構成。

仙椎
仙椎の写真

5個すべてが癒合しており、仙骨を形成。

尾椎
尾椎の写真

仙椎の後方にあり18~20個で構成。

骨盤
骨盤の写真

寛骨と仙骨で囲まれた腔所。

肋骨
肋骨の写真

胸骨につき、内臓を保護している骨。

胸骨
胸骨の写真

肋骨をつないでいる骨。

肩甲骨
肩甲骨の写真

筋肉の付着面が広く、分厚い強大な筋が肩甲骨広範囲に終止。

上腕骨
上腕骨の写真

大型の動物では太く長い。

尺骨
尺骨の写真

前腕骨2本のうちの1本。外側に位置する。近位端で肘頭隆起が大きく発達する。

 

橈骨
橈骨の写真

前腕骨2本のうちの1本。内側に位置する。

手根骨
手根骨の写真

遠位列・中間列・遠位列の三段に分けられ、10種存在するが、牛に認められるのはこのうち6個。

中手骨
中手骨の写真

第1~5中手骨が存在するが、牛に認められるのは第3と4が癒合したもののみ。第2・5は痕跡的にみられる。

指骨
指骨の写真

第1~5指骨が存在するが、牛に見られるのは第3指骨と第4指骨。第2指骨・第5指骨は副蹄となる。

寛骨
寛骨の写真

腸骨・恥骨・坐骨で構成。両側の寛骨は腹位正中面で骨盤結合で結ばれる。これと仙骨で囲まれる骨盤腔はメスで広い。

大腿骨
大腿骨の写真

最長の骨。

膝蓋骨
膝蓋骨の写真

三角形の骨で、大腿骨に繋がっており、膝の前面を保護している(膝のお皿)。

 

脛骨
脛骨の写真

後肢を構成する長骨。大腿骨に次いで2番目に長い骨。人にある腓骨は退化。

 

足根骨
足根骨の写真

位列・中間列・遠位列の三段に分けられ、10種存在するが、牛に認められるのはこのうち5個。

中足骨
中足骨の写真

第1~5中足骨が存在するが、牛に認められるのは第3と4が癒合したもののみ。第2・5は痕跡的にみられる。

趾骨
趾骨の写真

第1~5趾骨が存在するが、牛に見られるのは第3趾骨と第4趾骨。第2趾骨・第5趾骨は副蹄となる。

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