各部位の名称は、実習での先生との会話、実習日誌やレポートなどの作成時などに欠かせません。部位の名称が分からない時は、是非このページを活用してください。まずは、よく臨床現場で出てくる名称から少しずつおぼえましょう。
常に舐めているため、鏡のように光り、鼻紋(びもん)というシワがある。鼻紋は個体識別に使われる。
頚部外側の腹側下半にみられる縦走する皮膚の溝、外頚静脈がこの溝に沿って走る。
胸の前方、前肢の間の突出した部位。
上腕骨と橈骨・尺骨が連結する肘関節の部位。
手根関節の前方。
中手指節関節(前肢)、中足趾節関節(後肢)。
かかとのところにある、人差し指(第2指)と小指(第5指)にあたる爪のようなもの。
蹄と球節の間の部位。
中指(第3指)と薬指(第4指)にあたる。
足根部の関節(足根関節)。
大腿部の後方にあたる部位。
尻の後部にあって骨盤を組み立てる左右一対の骨。
ABCの3つの先端。
寛骨(腸骨)の寛結節;腰部の最外側に突出した部位。
背骨が十字を描くように、左右の腰角を結んだ線。
最後肋骨、腰椎、腰角、後肢の間で構成される三角形の部位。
通常「最後肋骨」と呼ぶ。
肩甲骨の背側の、牛の背中で最も高い部位。この部位で牛の体高を測定する。