産業動物臨床 獣医学生応援プロジェクト

NOSAI臨床実習 参加学生の声

NOSAI臨床実習に参加した学生の感想等を掲載しています。

スタンダード編

実際に病気の家畜がいる農場へ足を運ぶ、目の前で家畜の診療を見て、時には実際に自分が医療行為の手伝いをする、においや温度湿度を肌で感じる、等の映像ではわからないリアルな仕事の様子をすることができた。実際に実習を行うことの大切さを痛感した。
学年がさらに上がって薬や病気などを学んだ状態での実習だと、今回とは違う角度の感動が得られると思った。 (1年生 実習地:千葉県)

一年生であるためまだ授業で専門的な内容を学習していない状態での実習であり、不安も大きかったが、担当の獣医師や農家の方々が現場の現状や牛の病気など多くのことを教えて下さり、とても勉強になった。また、実際に現場に出て学ぶことで動物に触れながら実践的な学びをすることができた。教科書を読むだけでは得られない貴重な体験ができた実習であった。 この実習を通じてより産業動物診療に興味を持つことができた。 (1年生 実習地:長野県)

往診に同行し、臨床現場を間近に見学して、大変貴重な経験をすることができました。現場で働かれている獣医師の方々の姿を見て私は大きな刺激を受けました。また、実際の働き方やどのように進路を選択されたのかといったお話を伺うこともでき、卒業後の進路を決定するうえで自分を見つめ直す良い機会となりました。実習に参加する前よりもNOSAIでのお仕事に魅力を感じ、より強く就職を志望するようになりました。 (4年生 実習地:滋賀県)

昨年北海道のNOSAIで同様の臨床実習を行ったが、同じNOSAIでも都道府県が違うと農場や職場の雰囲気、職務の量や細かい内容など全く異なっていたため、複数のNOSAIに足を運ぶことも意味があるように感じた。就職先として考えているNOSAIが他にもあるのでぜひ行ってみたいと思った。 (3年生 実習地:京都府)

女性の獣医師の方に同行させていただく機会があり、女性獣医師としての働き方についてお話を伺うことができ、進路について考えるきっかけになりました。いざ獣医師になって社会に出たときに、想像と現実とのギャップに苦しむ前に、学生のうちからどのような職場で働くのか考える機会をいただけて本当に良かったなと思います。 (4年生 実習地:兵庫県)

地元の畜産業を担う畜産農家とそれを支える産業動物臨床獣医師の方々の職務を身をもって学ぶことができた。特にNOSAI獣医師として、牛の治療をするだけでなく、経済的な面や農家さんの都合を考慮して、治療方針や予定を設計するというところに面白さややりがいを感じた。日々の授業で獣医学的な知識を身につけるはもちろんのこと、畜産業の情勢にも広く精通していなければならないと痛感する貴重な体験だった。 (3年生 実習地:鳥取県)

昨年度もNOSAI夏期臨床実習に参加したが、実習先によって牛の種類、扱う病気、雰囲気などが異なり、実際に実習に行って、自分に合っているかを確かめるのが大切だと感じた。産業動物臨床についての興味がさらに深まったので、来年度もまだ行ったことのないNOSAIも見て、進路について考えたいと感じた。 (4年生 実習地:岡山県)

想像していたよりも若い先生方がたくさん活躍されていて意外だった。先生方も気さくで実習をする中で出てきた牛の病気のことから日々の大学生活のことまで様々なお話ができて、とても参考になった。大学で習った知識がところどころで出てきて、大学の講義が職場でも活用される場面が多いと知った。実習を通して大学での勉強に対するモチベーションが上がったと共に、他の県の家畜診療所にも実習に行ってみたいと思った。 (3年生 実習地:山口県)

産業動物獣医師というと体力勝負で女性獣医師が少なく、さらに臨床という点からライフワークバランスが取りにくいイメージがありましたが、女性獣医師の方も多く、子育て中の方も何名も働いていらっしゃり、今までの印象が大きく変わりました。そのお陰で産業動物獣医師が、これまでよりも明確に将来の選択肢として考えられるようになりました。 (5年生 実習地:宮崎県)

職場の雰囲気が本当によく、すぐにでも就職したいと思いました。各先生がとても丁寧に教えてくださり、実習に来て本当に良かったです。農家さんも優しく、いろいろな話をしてくださりました。農家さんとの信頼関係が最も大切だとわかりました。
もっと長い期間、実習ができることを望みます。様々な分野の就職先を考えていましたが、実習を終え、産業動物に携わろうと決めました。 (2年生 実習地:鹿児島県)

実習は本当に素晴らしい経験をさせていただきました。2回生でありましたが先生方が分かりやすく教えてくださったおかげで、たくさんのことを吸収できたと思います。大動物診療がどのようなものであるのか実際見てみたいとのことで応募いたしましたが、診療を実際に見させていただき学べたことは、普段教科書等を見て学ぶこととは違い現場の緊張感なども加わり、より様々な分野の知識が頭に入ってくる感じがしました。
農家の方々にも「大動物の先生になってね。」、「将来はここに就職してね。」など温かいお言葉をかけてくださり、人との繋がりの温かさも感じ胸が熱くなりました。実習中の生活にも何か困ったことがないか心配してくださり、とても感謝しております。B6のノートがメモをとるのに重宝したのでお勧めです!教育ビデオも絶対見てください! (2年生 実習地:沖縄県)

自分は2年という早い段階でこの実習に参加したため、当初は不安であった。しかし、担当してくださった獣医の方々が自分にも分かるように教えてくださり、大変多くの知識が身についた。実際、大学の実習では経験することのできないことまで経験させていただき、将来大動物診療に携わろうと考えている人、そうでない人に関わらず、一度はNOSAI臨床実習に参加するべきだと思った。ただ、2、3年生のまだ知識に乏しい方は、自分のできる範囲で大動物診療の予備知識を付けていった方が、担当の先生が施した治療の理由などをより深く理解できると思う。また、行く場所の環境によっても治療が変わるということなので、それを鑑みて実習先を決めると良いと思う。 (2年生 実習地:沖縄県)

ステップアップ編

5日間、NOSAIの業務にお供させていただくことで、組織の特色ややりがい、問題点を主観的に理解することができました。これは現場を訪問して己の身で経験せずには得られなかったでしょう。また、毎日異なる先生の診察につかせていただいたため、現場で働く人の生の感想を多く聞けたことも貴重な経験だと思っております。 (5年生 実習地:兵庫県)

5年生でCBTの勉強直後ということもあり、産業動物臨床の場においても多くのことを把握しやすい程、知識がついていることを実感した。また、出雲は家畜の種類がバラエティ豊かで机上の勉強で疑問に思ったことを実際に自分の目で確認することができた。また、様々な先生に付かせてもらったことで様々なアプローチの仕方をみせてもらうことができた。実際に学生に手技をやらせてくれることもあり、非常にたくさんの学びがあった。 (5年生 実習地:島根県)

先生方がとても優しく教えてくれ、積極的に対象牛に関わるように指示していただいたので学習しやすい環境だった。また診療所全体の雰囲気も良かった。
このNOSAI 実習は5年で参加したが、知識がある程度ある状態で参加したことがよかった。故に、臨床希望の学生はステップアップ編での参加をおすすめしたい。 (5年生 実習地:千葉県)

産業動物臨床の日常的な業務を間近で見学することができて、非常に貴重な体験ができました。卒業後の進路について公務員獣医師と産業動物臨床獣医師で迷っていましたが、本実習を通して産業動物臨床に大変興味がわいた上に、実際に働いておられる獣医師の方々からこの仕事でしか味わえないやりがいがあるとお聞きして、卒業後は産業動物臨床に携わりたいと思うようになりました。 (5年生 実習地:広島県)

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