産業動物臨床 獣医学生応援プロジェクト

NOSAI臨床実習 参加学生の声

NOSAI臨床実習に参加した学生の感想等を掲載しています。

スタンダード編

以前実習に参加した時は2年生であったため、5年次にもう一度参加させていただき、理解できることが増えていると実感しました。また、学校で習ったことが実際に現場で行われている所を見て勉強に対するモチベーションも上げることができました。 (5年生 実習地:鳥取県)

2年生なので臨床的知識は殆どなかったのですが、先生方が丁寧に教えてくださったおかげで多くのことが身につきました。実習で学んだことをしっかりと復習し、今後の学びに活かしていきたいと思います。
この実習を通じて大動物臨床の魅力を改めて感じ、将来の選択肢が広がりました。 (2年生 実習地:山形県)

5 日間それぞれ違う先生の診療車に乗せていただけたことで、様々な先生からお話を伺うことができました。診療のペースや優先順位のつけ方、診察や投薬などの考え方や、農家さんとのコミュニケーションの取り方を、先生方それぞれに工夫されていて、多くの事を学ぶことができました。牛をしっかりと診るという姿勢は皆さん同じで臨床現場の獣医師の先生方の熱意や、臨床現場で動物を診療することの楽しさを感じることができ、今後より一層気を引き締めて勉強していきたいと改めて思いました。 (5年生 実習地:兵庫県)

往診の移動中に獣医師さんとたくさん話せるのが良かったです。農家さんとのコミュニケーションもとれて、どんな獣医師が求められているのか感じることができました。女性の獣医師も増えているようで、環境も整ってきていることが分かったので、就職先の一つとして考えるきっかけになりました。 (4年生 実習地:鹿児島県)

産業動物獣医師を志望してから初めての学外実習で、とても貴重な経験をすることができました。座学や学内実習では学ぶことができない農家さんとのコミュニケーションの取り方や、農家さんとの信頼関係の大切さを実感することができました。また、実際の往診では人工授精や受精卵移植といった繁殖業務が多く、牛の疾病だけでなく繁殖の重要さが肌で感じられました。今回の実習に参加して、座学として学ぶことだけでなく、実際の現場に出てどのような仕事をしているのかを自分の目で見ることで、新たな発見ができ今後の勉強のモチベーションになりました。また担当獣医師によると、県によって診療のやり方が異なったり、季節によって発生する疾病が異なったりすることを聞いたので、他のNOSAIにも実習に行きたいと思いました。 (3年生 実習地:新潟県)

実習を通して実際に働く先⽣たちの働く姿や農家さんとの関わり⽅を間近で⾒ることでインターネット上では知ることのできないリアルを知ることができました。臨床の獣医は農家さんとの関係が⼤切ということは分かってはいましたが、農家さんに納得してもらえる治療法を提案すること、また信じて任せてもらえる信頼関係を築くことは円滑な獣医療を提供するためには必要不可⽋なのだと学びました。忙しい中でもやりがいを感じて⽜は勿論のこと、農家さんにも真摯に向き合う姿は勉強になりました。また、実際に現場で使ってる薬についても毎度丁寧に説明してくださり、薬理学の知識が抜けてしまっている部分も多く、復習しようと思ういい機会になりました。
今回の実習は将来の進路を決める際の参考になる、とても良い機会となりました。
学年が上がってもう少しできることが増えてからまた実習に参加したいと思います。 (3年生 実習地:長崎県)

一年生ということもあり、専門的な知識が浅い中での臨床実習でしたが、職場の雰囲気や仕事の流れ、コミュニケーションの取り方などたくさん吸収できるところがありました。分からないことや気になったことは丁寧に教えてくださいましたし、先生方もとても優しいので落ち着いて臨床実習に励むことができました。学年が上がって、ある程度の知識が備わればもっと今とは違ったことを感じて、別の視点から学べることがあるのではないかなと思います。四年生や五年生の実習生が多いとのことでしたが、一年生でこのような経験ができて本当に良かったなと思います。貴重な体験でした。 (1年生 実習地:宮崎県)

私は以前、北海道の NOSAI の実習を受け、今回鹿児島県の NOSAI の実習に参加しました。気候も違えば、飼養されている牛の種類も大きく異なっていました。よって、牛に発生する疾病も異なっていました。将来自分が就職するときに、どのような環境で働きたいかを比較することができました。 (5年生 実習地:鹿児島県)

今まで学校の実習でしか牛に触れた経験が無く、実習が始まるまでとても不安でしたが、実習担当の先生や農家の方たちが不慣れな私でもわかるように教えてくださり、多くのことを吸収することができました。進路について産業動物は考えてきませんでしたが、今回の実習を通して産業動物獣医師のやりがいを感じとることができたため、産業動物獣医師も選択肢の一つとして考えたいと思いました。 (5年生 実習地:沖縄県)

非常に有意義な実習でした。所々で勉強した単語や内容があったり、習ったのに説明できないものがあったりと自分の欠点がよくわかりました。学校ではなかなか経験できないことばかりなので、参加しようか悩んでいる人はぜひ参加してみてください。 (3年生 実習地:島根県)

ステップアップ編

NOSAIを含め大動物系の臨床実習に参加するのは初めてで、とても楽しみな気持ちで参加しました。実際の診療に同行させていただくときは、先生方のほうから「これやりますか?」と声をかけて下さり、自分が思っていた以上のことを経験させて頂きました。個人的には採血を何度もさせて頂いたり、直検で胎児エコーを見させていただいたのがとても良い経験になったと思います。また、質問をした際も聞いた内容以上のことを教えてくださったり、臨床技術センターで自分の卒論テーマに関することをディスカッションしてくださったりと、とても勉強になる実習でした。 (5年生 実習地:島根県)

将来、産業動物診療所に就職することを考えているなら1ヶ所のNOSAIだけではなく2、3ヶ所実習に行った方が良いと思った。都道府県によって獣医師の業務形態や忙しさが全く異なると感じた。
また実習先の宿泊が診療所指定以外のホテルの場合は、予約する前にホテル周辺のコンビニやスーパーを把握してから予約すると過ごしやすい。 (5年生 実習地:宮崎県)

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